自分が経験したエンジニア転職の選考パターンです。
ほぼほぼ一緒だったので、参考にまとめておきます。
選考方法
まずは選考方法の一覧から。基本的に上から順番ですが、あったりなかったりします。
と言うか、全部が実施される企業は稀の稀。全盛り企業は記憶ないです。
書類選考
キャリアサイトまたはキャリア・アドバイザー経由で応募するのが主流。
基本的にスカウトではなく自分の意志で応募する場合ですかね。
企業からのスカウトの場合、書類すっとばしてカジュアル面談から始まる印象。
もしくはカジュアル面談 + 書類選考って感じでした。
カジュアル面談
これは選考じゃないから気楽でOKって言いながら選考されるやつ。
殆どの場合で「選考じゃない」は建前。その後の書類審査で落ちます。

一言も選考に進むなんて言ってないのに終了後にお祈り通知届いて笑う。

それ実質的に選考じゃん。
担当者は採用担当か現職のエンジニアが多い。もしくは両方のパターン。
形式は100%リモート面接。リモートじゃないなら、それが0次面接かと。
スカウトという名目、最初に会社説明をしてからお互いの情報を交換する感じ。
時間は平均30分程度。実際のところ質問は超カジュアル。普通に何でも聞ける。
SPI試験
新卒採用御用達のあれ。エンジニア職の中途採用では何の価値もないが採用する企業もある。
内容は新卒時にやった系と同じです。意味のない国語の問題とか図形のやつ。
これ意味なくないですか? エンジニアならSPI試験よりコーディングテストじゃね。
ノー勉強から凸したら1ミリも分かんなくて玉砕しました。この戦いに悔いなし。

俺SPI系は全落ちだからな。

勉強しなよ...
コーディングテスト
課題に対してコーディング力を試すテスト。簡単な説明を読んで、それに対するコーディングをする。
故に読解力を求められるが、普通のエンジニアなら日常の仕様検討と大差ないので余裕でクリアできる。
ただし、圧倒的に時間が少ない場合があり、舐めて挑むと全問解けずに終わる。舐めプはやめよう。

それでも受かったので全クリより質を見てると思われる。

そもそも真面目に受けなさい。
コーディング専用のサービスを利用してる会社が多かった印象。1社だけ独自コード渡されて修正対応した。
専用サイトならTrack TestかHireRooの2択。と言うか、ほぼほぼTrack Testだった気がする。
総じてエディタがクソofクソなので手元のVisual Studioでコーディングしてコピペしよう。
選考先からの言語指定がなければ好きな言語を選択でき、僕はC#で書いた気がするが覚えてない。
性格診断
通称サイコパス診断。やべぇ奴を見極めるのに利用されることが多い(適当)。
SPIもしくはコーディングテストにセット感覚で付いてくるパターンがある。

合否という概念はないので気楽に受けよう。

嘘は簡単にバレるらしいよ。
1次面接
採用担当 + 現職のエンジニアとの面接。普通に役職クラスが参戦することもある。
内容は受けた理由とか職務経歴をアピールする場。時間は30分から60分くらい。
また、99%リモート面接なので、まともな場所で実施しましょう。
事前にカジュアル面談を通過してる場合は会社に関する情報交換は殆どない。
今までの業務経験とか転職理由、キャリプランなどなど。過去と未来の話をする。
エンジニアが参加してる場合は高確率で技術の話題があります。
なお、相手もプロのエンジニア。嘘は秒でバレるので絶対にやめましょう。

知らないことは知らないって言え。

正直に答えようね。
2次面接 (最終面接)
最後の砦。最近は2次面接が最終面接ってパターンが多いですね。
実際、僕が受けた会社も2次面接まで。ただ、実質カジュアル面談が1次だから3次説。
時間は60分。直接 or リモートの2択。個人的に最終もリモートはどうかと思う。
たぶん、求職者の訪問が難しい場合のみリモートになる印象。流石に訪問しろ。
担当者のパターンは色々。ただ、間違いなく部長など、役職クラスが参戦します。
役職 + エンジニア or 役職オンリーとか。もしくは1次面接のパーティに役職クラスを追加。
ポイントは役職クラスが参戦する部分です。経営者視点の質問に回答できるようになろう。
この業界あるあるで経営者もエンジニア出身だったりする。その場合は話が盛り上がって面白い。

最終面接が落ちないは嘘。ソースは俺。

落ちたんだ...
オファー面談
これは選考じゃないです。内定を貰った後の面談で、実際のポジション説明や年収の話がメイン。
要は提示されたポジションに対して入社しますか?って話。ここで何かやらかすと内定取り消しかもしれない。
ちなみに、ここが雇用条件のすり合わせの最後の場です。なので、少しでも疑問があれば全部聞いて下さい。
むしろ何かしらの不満があるまま入社、後に速攻で辞めるほうがお互いに損です。
そもそもオファー面談はそういう場です。そこでネチネチ言うような頭の悪い会社は行かなくて正解。
個人的にオファー面談に人事以外が参加すると好印象。特にエンジニアが参加してくれると嬉しいですね。
時間は30分から60分。エンジニアの方も暇じゃないでしょう。ありがたいことです。
選考パターン
1番多かった選考パターンです。ぶっちゃけ、殆どがこのパターンでした。
もしくはベースがこれで、間にコーディングテストを挟むとか。
- カジュアル面談
- 書類選考
- 1次面接
- 最終面接
- オファー面談
やばい会社の見極め方
簡単ブラック発見器。実は選考内容でブラック企業を判断できる。
これで判断できちゃう会社はマジでやばい。絶対に避けよう。
面接1回
やばすぎ。これから一緒に働くのに面接が1回しかない。それで何が分かるって話。
まぁ、どうせ高還元SESみたいなゴミ派遣会社が採用してるパターン。
と言うか、求職者側も面接1回でラッキーとか思うようなら脳みそ終わってる。
そんなんだからブラック企業にカモにされんだぞ。頼むから人間になってくれ。
面接がスキルの話オンリー
技術職限定です。なぜか面接で所有スキルの話しかしません。
あぁ、これ他社にぶん投げる気マンマンだわ。ゴミSESってやつだな。
自社開発やSIerなら一緒にお仕事するので絶対に人間性を評価しますよ。
オファー面談がない
オファー面談って必須じゃないのですが、ここ最近は絶対ある印象。
と言うか、メールで飛んできた書面だけで最終判断するの怖くない?
ただし、キャリア・アドバイザーを経由してる場合、その人が代理するパターンがあるよう。
その時はアドバイザーに質問しよう。ちな、アドバイザー経由のほうが年収交渉しやすいらしい。
あとがき
リモート面接が増えたおかげで、すごく転職活動しやすくなりました。
と言うか、リモート面接なのに面接1回で合否はやばいでしょ。

リモート面接は遠くの会社も受けれるから便利よね。

昔は訪問してたことに驚きです。
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