求人票に書かれた年収は理論年収だよって話。
これ罠どころか詐欺ですね。これがまかり通るの闇では。
理論年収とは
そのままの意味です。色々計算したら理論的にこうなりますって年収です。
想定年収って表記されてる場合もありますが意味は同じです。
例えば求人票に年収500万円って書いてあったとします。
でっ、結論としていくら貰えると思いますか?

普通に年間で500万円の給料って意味じゃないんですか?

ノンノン。これは月給に残業代とか賞与を足すと年間500万円って意味。

えっ?! それって表記通り貰えないってことですか?

そういうこと。
何故この表記が許されてるのか意味が分からない。これは週休2日と同レベルの騙し文言。ひどい世界だ。
さらに手当は通勤手当以外を年収に含めていいらしく、住宅手当みたいなのも理論年収に含まれます。
ちなみに残業手当で含んでいいのは固定残業代のみ。通常の残業代のように変動する金額は含めたら駄目です。
がっ、これを見込み残業とか呼ばれる独自の表現でぶち込んでくる会社もあるのが終わってますね。
ブラック企業などなど、悪しき風習の結果、誤解されがちな固定残業代制度。別名でみなし残業と呼ばれますが、これって本当にメリットあるの?って話です。 固定残業代制度とは? 残業してもしなくても残業したとみなし、予め決められた時間分の残業手当を給料に含める仕組み。仮に20時間の固定残業なら、残業の有無に関係なく給料に20時間分の残業手当が含まれます。 毎日定時で帰ったら凄くお得ですね! 表向きはそうだな。 えっ?! よくある勘違い ありがちな勘違いです。もし経...
まぁ、1番ひどいのは賞与ですね。金額は過去の実績から◯ヶ月分を賞与として計算するらしい。
仮に業績が悪いとかで賞与がないと100万単位でズレるんだが。こんなの詐欺だろ。
騙されない方法
回避できる方法が年俸制くらい。それか年俸制と賞与のハイブリッド型とか。
要は確実に貰える金額を表記に近づけるしかない。マジで労基は仕事しろ。
最近は賞与を廃止して月給に加算する企業が増えてます。これ凄くいいですね。
殆どの人は月給に含むほうが得です。なので企業は年俸制を採用してくれ。
あとがき
日本は簡単に解雇できないから社員有利とか言うけど、騙し求人OKで労基違反の罰則も激ゆる。
それを考えるとお互い様って感じ。ブラック企業とかSNSで釣り上げてボコボコにしたい。
この記事は参考になりましたか?
コメント