転職時の年収に前職の年収は関係ないって話です。
キャリア・アドバイザーの罠
この件を記事にしたのはキャリア・アドバイザーに言われて罠だと思ったから。
ちなみに根拠は自分の経験談。転職情報の嘘多すぎ問題は困りもの。
アドバイザーに希望年収を聞かれたので、これくらい欲しいなぁって金額を適当に答えたんですよね。
その時にアドバイザーから、「転職後の年収は前職を基準に検討される」と言われたんです。
ついでに、「面接時も前職から乖離した希望年収を言うのはNG。最大でも20%増しくらいにしろ」と言われました。

それってお前の感想じゃん。前職の年収って関係なくね。

そうなんですか?
そもそも説明に納得できる部分がなくないですか? 年収って企業で基準が違うし。
と言うか、単に年収が低いほうが内定率が高いだけでしょ。奴隷商なのバレてるぞ。
安易にキャリア・アドバイザーの言葉を信用しないように仕組みを理解しましょう。
基本的にコンサル業は超一流1%かゴミ99%しか存在しません。だいたいゴミです。
転職で重要な存在、キャリア・アドバイザーについての解説です。別名で転職エージェントと呼ばれることもありますね。 キャリア・アドバイザーとは? 企業への人材斡旋を主とするコンサルタント系の業種です。求職者の視点なら企業への仲介役。昨今、超人気の職業な気がします。 キャリア・アドバイザーの役割 良い人材を求める企業に対して、より良い求職者を推薦するお仕事。その特性から企業および求職者ともに感謝されることが多く、やりがいも感じる仕事である。 ここ最近は人手不足の影響から非...
年収を決めるポイント
転職後の年収を決めるのは前職の年収ではありません。転職先の会社のポジションと自分がジョインする位置です。
ポジションってのは役職とか役割で、何らかのランク制を採用してるなら分かりやすいですね。
でっ、真っ当な会社ならポジションが表になってます。そして上から順番に年収の範囲が割り振ってあります。
よって、この表のどこにジョインするかで年収が決まるため、前職の年収は一切関係ありません。
なお、前職の年収から相対的にポジションを決めることはあっても、それは指標でしかないので無関係です。

前職で基準にするのは実績と経験です。それを元にポジションが決まるだけ。

前職の年収は参考程度の情報なんですね。

そりゃそうだよ。会社が違うってことは物差しも違うってこと。
ついでに言うと、業界や業種でポジションに対する年収は違います。
例えばPM経験者のほうが給料高いとか、技術職のエキスパートなら優遇されるとか。
まぁ、社員に還元しやすい会社、すなわち儲かってる会社のほうがいいのは言うまでもないですね。
転職するなら年収アップしたいですよね。妥協したくない。当たり前です。年収を上げる最大のポイントは案外簡単です。シンプルに考えましょう。 結論 年収を上げる方法は、継続的に利益を上げる企業に入社する。これだけです。利益のない企業が社員に還元できますか? 無理ですよね。これが答えです。 ただ、継続的に利益を上げるのって難しいです。誰でもできるなら経営者は悩みません。その中でも利益を上げやすい企業と難しい企業、と言うか実質的に不可能な企業が存在します。正確には企業ではなく業種ですね。...
前職の年収を偽るのは無意味
時々、前職の年収を偽っていいのかみたいな記事があります。普通に駄目です。
と言うか、年末調整でバレるんじゃね? これ、マジで意味ないっすよ。
こんな記事が出るのも、根本は前職を基準にするとかいう嘘情報のせい。
あとがき
前職がブラック企業で、それを基準に転職先の年収が決まったらおかしいだろ。
何で転職先までブラック企業の影響を受けなきゃならんの?

アドバイザーを見極めるなら理由を聞こう。論理的に回答できないやつは奴隷商だ。

悪い人が多すぎる。
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