未経験でエンジニア職に転職することは可能なのか?
度々話題になるこれ。もはや10億回は議論されてそうな話題ですね。
ここではソフトウェアエンジニアをベースに考えてみたいと思います。
僕の場合はソフトウェアエンジニア、もしくはシステムエンジニア、それか略してSEですかね。稀に分けて表現されてますが、ぶっちゃけ一緒。そもそも分けてる意味が分かりません。 と言うことで、エンジニア職のメリットとデメリットをまとめてみました。別業界からの転職、これから目指す人など、参考にしてください。 メリット 仕事に困らない 技術職なので今後も仕事に困ることがありません。この時点で最強です。IT技術は世界の発展に必須、世界経済が発展を続ける限り仕事があります。 最近だ...
結論

無理です。

あの、話が終わっちゃったんですが...

だって、これが現実なんだもん。
キャリアサイトが嘘なの?
いいえ。別に嘘は付いてないと思います。単に確率論の話ですね。
例えば母数10000に対して1人が未経験転職を成功したとしましょう。
この情報だけで可能 or 不可能を判断するなら可能になります。
でっ、それは普通と言えますか? 僕は普通じゃないと思ったから無理にしました。
さらに、この話には続きがあります。そもそも成功した人が単に優秀な場合です。
例えば実務経験は一切無いけど、個人的に興味があってアプリやサイトを作った経験あり。
お前、それは未経験なのか?ってパターンね。これをカウントするのズルでしょ。
後は同じ業界のパターン。その開発会社が金融系に強い場合を例にします。
確かに未経験だけど、金融業界からの転職なら業務知識が豊富です。
こういった知識は仕様設計の分野で重宝され、業界次第ではエンジニアより魅力度が高いって話。

他にも派遣みたいな人材ぶん投げ会社に転職して成功とかな。

条件次第ってことですね。

技術的には可能と同じ話。
年齢次第
厳しいことを言いますが年齢次第ですね。20代、特に25歳付近なら何ら問題ないです。
理由は教育コストが低いから。より正確に言うなら転職時点で求めるポテンシャルが低いから。
20代より30代、30代より40代、40代より50代、当たり前のように求めるポテンシャルが上がります。
これは年収の問題ですね。単に未経験の40代や50代に同じ年収を払えないだけです。
20代なら、そもそも年収も低いし、できなくても当たり前。教育コストを払うことに価値があるだけ。

年齢が高い人はどうしたら?

無理だろ。詰みだよ。詰み。
逆の立場で考えよう
夢見る婚活女子じゃないんだから現実を見ましょう。雇う側の立場で考えます。
完全未経験! + 業界知識なし! + 50代!+ 同年代の年収を希望!

いらねぇ(笑)。特級呪物かよ。

あの、言い方がね...
何でこいつを採用しなきゃならんの? 普通に考えて優秀な人をより高給で雇うでしょ。
もしくは希望年収を大幅に下げてくれ。未経験は言わばゲーム開始後のレベル1だぞ。
本当に未経験から転職したいのに何の努力もしてない人はノーチャンです。グッバイ。
確かに、この業界は人手が不足してます。ただ、不足してるのは技術者であり人手ではありません。
つまりは誰でも受け入れOKって世界ではないです。
と言うか、誰でもOKで簡単に技術者が増えるなら、昨今の不足問題は起きてません。
もしかして、どんな人間でも未経験から数ヶ月でエンジニアになれると思ってます?
平和な脳みそしてますね。どうせ、そのへんにある適当な記事に影響されたんでしょ。

それは転職者が単に優秀なだけ。その人なら他の業界でも転職できるよ。

たまたま選んだのがエンジニアってことなんですね。
あとがき
よくあるのがエンジニアの定義を曖昧にしてるパターンですね。例えばサポセンとか。
これをエンジニアって定義で未経験募集するブラック企業があるので注意しましょう。

まっ、不可能を可能にした。みたいな記事がビュー数を稼ぎやすいからな。

闇が深いですね。
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